【ネタバレ注意】漫画「あなたがしてくれなくても」セックスレス、夫婦問題に共感の嵐！

 

2023年4月13日に始まる

ドラマ『あなたがしてくれなくても』。  

 

セックスレスがテーマになった作品になっているので

とても話題性のあります。  

 

悩んでいる方は多いと思いますが

なかなかオープンには出来ない問題であり、

身近な人には相談しにくい話題だなと思います。  

 

ドラマ『あなたがしてくれなくても』の原作漫画から

共感できる気持ちを読み解いていきます。

 

 

あらすじ

 

 

主人公の吉野みち、32歳既婚。  

結婚して5年、セックスレスになって2年。

夫の陽一(37歳)とは仲が悪いわけではないが、ただ一つ”セックス”だけが足りていなかった。

ひょんなことから会社の先輩である新名誠(36歳)と飲むことになったみちは、

ついお酒の勢いでセックスレスの悩みを打ち明けてしまう。

すると新名は驚いた顔をして「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑ったーー…。

 

重要な登場人物

吉野 みち

 

結婚５年目になっても仲は良いけど、

夫とのセックスレスに悩んでいて、

気がつけばレス歴が２年になってしまった。

 

毎日同じ部屋で寝ているのに

夫が決してみちに触れてこないことに悩んでいる。  

 

みちは「女としての魅力が足りないのかもしれない」という

後輩のアドバイスもあって、

派手な下着やフェロモン香水をネットで購入してみたり、

スキンケアしたりと努力を重ねたり、  

 

夫をその気にさせるために努力するが、

いつも期待外れの結果に終わってしまう。  

 

約束してもすっぽかされ、

夫の愛を感じられずに過ごす日々。  

 

ある日、会社の先輩である新名と飲みに行くことになり、

お酒の勢いでセックスレスに悩んでいることを打ち明けてしまう。  

 

ところが新名もみちと同じようにセックスレスで悩んでいることが分かる。  

 

夫が理解してくれない部分を新名とは共感して話ができる。

 

同じ悩みを持っていることから

お互いに励まし合っているうちに少しずつ距離が縮まっていく…  

吉野 陽一

 

陽一はみちはと別の会社に勤める35歳の会社員。

 

人との関わりを避けて生きる陽一にとって、

みちは唯一全く気を遣わずに一緒に居られる存在。  

 

自分のダメな部分も含めて優しく受け入れてくれる彼女のことを

もちろん愛しているが、

いざその場面になるとプレッシャーに感じてしまい、

いつも適当にはぐらかして逃げてしまう…

 

子供が欲しいと言いつつも言葉と行動が伴わない

陽一はセックスレスでも

いい夫婦関係を築けていると信じている。

 

「性格もぴったり、仲も良い、一緒にいて楽しい。

それって十分夫婦として成り立っていると思うんだよ」と

みちに思いを打ち明けているが理解されない。

 

新名 誠

 

みちの会社の上司。  

 

働きぶりは優秀で人当たりも良く、

そのうえ端正な顔立ちのため、ひそかに社内のファンも多い。  

 

しかも愛妻家だともっぱらのウワサで、

キャリアウーマンの妻に代わって家事もこなす良き夫。

 

とにかくモテるが、浮ついたそぶりは一切見せず、

模範的な人生を送っている。

 

 自立した女性がタイプで、楓はまさに理想の女性。  

 

出版社で生き生きと活躍する楓を

献身的に支えることに生きがいを感じているが、

新名もまた、セックスレスに悩んでいる。

新名 楓

新名誠の妻で36歳。  

 

出版社に勤務するバリキャリ女性。

自分磨きも怠らず容姿にも自信がある。

 

今がキャリアの正念場だとプレッシャーを感じていて、

プライベートを犠牲にして仕事に没頭する日々を送っている。  

 

誠が献身的に支えてくれるから

今の自分があると感謝しているが、

心に余裕がなく、

誠をぞんざいに扱ってしまうことが多々あり…

 

どんな時も優しく気遣ってくれる誠だが、

夫婦で向き合う時間はほとんど取れておらず、

彼の本音には気づけていない。  

 

三島 結衣花

 陽一の会社の同僚。  

 

34歳の誕生日に喫煙所で泣いているところを陽一に見られてしまう。

 

普段、人に心を開かない陽一だが

いったん立ち去った後にビールを持ってきて三島に声をかける。  

 

次第に喫煙所で会話する機会が増えていき

不意に転んで距離が縮まっていく…

 

セックスレスのついて

陽一の気持ち

 

陽一はみちのことを

恋人から大切な家族だと思うようになり、

大切な家族としてみちと離れることは考えていない。  

 

 

家族としてみてしまうことでドキドキより安心に変わり、

みちに触れたいと思わなくなってしまう。

 

 

みちの期待に応える事が出来ないことで

プレッシャーに感じるようになっていく。  

 

セックスレスの期間が長くなることでまた、

みちと触れ合っていたことさえ思い出せなくなってしまう。  

 

 

 

「味も臭いも全部わかっているアイスコーヒー」に

例えられている陽一の気持ち。

 

 

アイスコーヒーの例えは特に男性側は共感できるかもしれない。

 

スキンシップの頻度は人それぞれだけど

相手の気持ちにも寄り添って欲しいところ。  

 

どんな自分も受け入れてくれる存在だからこそ

みちの事を大切に思うのかもしれないけど

みちの気持ちからすると

その場凌ぎの気持ちがこもっていない行動は

余計に愛情を感じられない…

 

みちの気持ち

自分のことを求めてくない、触れてくれない、

理解してくれないことに苛立ちさえ感じてしまう。  

 

セックスは夫婦にしか出来ないことで、

特別なことだと感じているからこそ、

陽一の行動から愛情を感じられなくなっている。  

 

でも気持ちがこもっていないと満たされないし、

愛されていると感じることが出来ないことにも気付いて

余計に虚しくなってしまう…

 

 

女として求められたい、 求められないことは女として終わりだと

絶望感を抱くこともあるけど、

 

相手に求めるばかりではいけないと自分が変わろうと行動することが

逆に陽一のプレッシャーになっている。  

 

色んな努力をしているのに何も変わらなくて、

でも話し合って解決できることもない。  

 

触れられたいのに触れられない、

寄り添って欲しいのに寄り添えず

モヤモヤした気持ちを抱えてしまう。

 

どうしていいのか分からなくなって

同じ悩みを持つ異性に頼ってしまうことは

ダメと分かっていながらも

新名との距離が縮まっていく…

 

共感できるシーン

伝わって欲しい人に伝わらない

みちと新名の会話のシーン。

 

パートナーから拒絶されるようになるなんて思ってもないし、

実際にそれが自分に起こってしまったという現実は

とても苦しくて辛いもの。

 

自分にとっては大事なことなのに

相手にとってはそうでもないという温度差と

本当は1番に分かって欲しいのに

それが出来ない辛さ、悲しさ、寂しさ、

色んな感情が読んでいてとても共感できる。

 

 

 

 

もう本当に一生ないんだ…

みちが泣いても抱きしめてくれず

モヤモヤして過ごすシーン。

 

帰ってくるのが遅くて、連絡がないことは心配でもあり

同じ家に住んでいるのだから

「いつ帰ってくるのかな？」って気になるのは当たり前のこと。

 

喧嘩したり険悪になったりして

気まずいのかもしれないけど

一緒に寝ないことで余計に気まずさが増してしまう…

 

一緒に寝ないという行動を何日もされると

避けられているとしか感じなくて

「もう一生することはないんだな…」と思って

より悲しく、辛くなっていく。

 

「このまま一生過ごすのか…」と感じてしまうことは

本当に悲しく、虚しくなっていくなと思う。

 

けど避けられることでどうしたらいいのか分からず、

放っておくべきなのかとも思うようになって

距離が埋められないまま時間だけが過ぎていく。

 

喧嘩とか何かあった時こそ

寄り添って欲しいし、安心感を与えてほしいなと思う。

 

 

 

 

陽一は同じ部屋で寝ると期待されるから

避けてしまうのもあるかもしれないけど、

その行動がより寂しさを感じさせてしまっているなと思う。

 

パートナーに女として見てほしい

陽一と三島の会話のシーン。

 

 

「いつもでも恋人でいたい」

「パートナーが女として見てくれなかったら誰が見てくれるの？」

 

セックスレスに悩む女性は

共感できる言葉なのかなと思う。

 

結婚しているなら他の誰かではなく、

”パートナーから”というのが大事なこと。

 

 

 

 

たまには褒められたいし、

言葉、行動にして欲しいなと思うものだよね。

夫婦の今後の展開

この記事では1〜３巻の内容を

主に取り上げて書きましたが、

今後の２組の夫婦の展開はとても気になるところです。

 

どうなっていくのか…

 

みちの気持ちを知るが、応えることはできずに

プレッシャーに感じてしまう陽一。

 

陽一は会社の同僚の三島と距離が縮まっていく一方…

 

みちは陽一の事が好きだと確信しながらも

本当の意味では分かりあうことが出来ないことで、

新名に期待してしまう。

 

結婚記念日のお祝いをしようと約束した

新名夫婦だったが、楓が仕事で後輩のミスのフォローを優先し、

ディナーをドタキャンしてしまう。

さらに予約していたホテルでも疲れていると

拒否されてしまう誠。

 

誰もいない家に帰りたくない、

1人でいたくないと思った時に浮かんだのはみちだった。

 

電話をかけてみるが

みちは電話に出る事がなく、その時みちは…

 

まとめ

なかなか周りのは言えない、話せない

「セックスレス」「浮気」「不倫」がテーマになった作品。

 

ドラマ化されるということは

世間が注目している話題なのかなと思います。

 

自分のことに置き換えて

共感しながら読む人もいれば、

自分には関係ないと思っていても

数年後には同じ状況なんてこともあり得るのかなと思います。

 

「自分だったらどうする？」と考えてみても

自分ひとりのことではないので難しい問題…

 

ドラマ化されることをきっかけに

周りと話してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

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