【ネタバレ注意】運を引き寄せる!喜多川泰さん「運転者」あらすじと感想!

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こんにちは、くろねこです。

 

早速ですが、皆様は

「運」は”良い or 悪い”という解釈をしていませんか?

 

それが一般的かと思いますが、

この本を読んで「運」は”良い or 悪い”という解釈ではないのだと

考え方が変わります!

 

「運」が良いのは「偶然!ついている」という感覚ではなく、

この本の考え方が出来れば

自分で「運」を引き寄せていく感覚になるのかなと思います。

 

・「運が悪い、ついてない」と思ってしまう方
・何だか上手くいかない方

こんな方に読んで頂きたい1冊です。

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喜多川泰さん「運転者」

今回おすすめしたい本は

喜多川泰さんの「運転者」という本です。

 

とても良かったです!!

 

くろねこ
くろねこ

喜多川泰さんの作品にハマっていて

どれもとても良いのでご紹介せずにはいられません。

 

過去にもご紹介記事を書いています。

本のあらすじ

 

「運転者」ってどんなお話なの?

という疑問を持つ方も多いと思います。

 

『運転者』は以下のようなお話になっています。

中年にして歩合制の保険営業に転職し、二年目の修一。

 

しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。

ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、

いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。

妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。

娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。

さらに長い間帰れていない実家で1人暮らしをしている、

母からの電話が心にのしかかる。

 

「…なんで俺ばっかりこんなめに合うんだよ」

思わず独り言を言ったその時、

ふと目の前にタクシーが近づいてくるのに修一が気が付く。

それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーだった。

Kindle Unlimitedより

 

 

くろねこ
くろねこ

主人公の修一は不思議なタクシー運転手に出会うことで

「運が転じていく」というお話になっていますが、

物語と内容に引き込まれていきます。

 

 

保険営業の仕事の経験がある方は

修一の気持ちにも共感しながら

読んでいただけるのかなと思います。

 

 

くろねこ
くろねこ

「タクシー運転手は一体何者なの??」

「どんな風に運を転じてくれるの??」

と続きが気になってしまいます。

 

ここが良かった!響いた言葉※ネタバレ注意

「運転者」の良かったポイントを

お話していきます。

 

不思議なタクシー運転手が

主人公の修一へかける言葉がとても良いものばかりで

共感の嵐でした!!(笑)

 

共感し、考えさせられる、

自分の行動を改めるきっかけを頂けたなと思います。

 

ネタバレ注意なので

ここまで読んで頂いて気になった方は

ぜひ!早速読んでみて下さい。

 

くろねこ
くろねこ

Kindle Unlimited 対象になっているので

私はKindleで読みました。

 

では早速、本の言葉を引用しながら

お話していきます。

上機嫌でいることの大切さ

タクシー運転手からいつも不機嫌な修一へ

こんな言葉があります。

運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。逆に機嫌が悪いと、アンテナは働かない。最高の運気がやってきているのに、機嫌が悪いだけでアンテナがまったく働かないから、すべての運が逃げていっちゃうんです。

上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。機嫌が悪い人は、人生を大きく変える大逆転のチャンスすら、イライラしたまま、さっさと終わればいいのに、と思ってしまうんです

『不幸なことばかり起こるのに上機嫌になんてなれるわけないだろ!』って。そうじゃないですよ。基本姿勢が不機嫌な人に、毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない。ただそれだけです」

※「運転者」より

 

この言葉を読むだけで

上機嫌でいることの大切さ

よく分かりますよね?

 

すごくすごく共感しました。

 

くろねこ
くろねこ

特に「基本姿勢が不機嫌な人に、

毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない

という言葉はすごく共感しました。

 

いつも不機嫌な人が日々の幸せに気付くことは出来ないし、

自分は運がないのだと不満ばかりになってしまうものだと思います。

 

不機嫌がベースだと

運が転じるタイミングに気付く余裕がきっとないですよね。

そう考えると不機嫌でいることはデメリットしかないなと思います。

 

でも今までの私は

不機嫌がベースになっていたように思います。

特に10代〜20代後半までは不機嫌であることが多かったです。

 

”自分の機嫌は自分で取ろう”と思いながらも、

ちょっとしたことでも不機嫌になってしまうことが多かったです。

 

離婚した今になって思いますが、

結婚生活においても不機嫌ベースでした。

 

くろねこ
くろねこ

元旦那さんが家事をしてくれないことに対して、

自分ばかりがしていると不満ばかり、

無い物ねだりだったなと思います。

いつも機嫌悪そうにする私に対して

嫌気がさしてしまうのはある意味、

しょうがないことだったと思います。

 

自分が関わる人で考えてみても、

上機嫌な人と不機嫌な人だったら、

間違いなく上機嫌な人の方が関わりたいですよね。

 

上機嫌な人といると、

自分まで良いエネルギーをもらえる

そんな気さえします。

 

そんな人のところに、

”運”も”良いエネルギー”も集まるんだろうなと思えます。

 

 

くろねこ
くろねこ

幸せの種を見つけられるように

プラスのエネルギーを発することができるように

”自分の機嫌は自分で取る”ということを

改めて意識したいなと思います。

ニコニコすることを意識します☺︎

すぐに結果が出ることを期待しすぎない

さらにタクシー運転手から修一へ

こんな言葉があります。

頑張ってるのに報われないって言う人はみんな、種を蒔いてそれを育てているんですが、ちゃんとした収穫時期の前に『まだ育たない』と言って嘆いているようなもんです。もっと長い目で見たら、報われない努力なんてないんですよ。あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを期待しすぎているだけです。

※「運転者」より

 

よく考えてみても、

短期間で努力の成果が出ることってほとんど無いんですよね、

でも無意識のうちに期待してしまっているなと自覚あります。

 

実際の植物のように物事も

種を蒔いてから芽が出るまでには時間がかかるものだと思います。

 

やったことがないことを始めた時に

最初は上手くいかないものだと思いますし、

練習したり経験を重ねていくことで、

上達していくものだと思います。

 

 

くろねこ
くろねこ

すぐに結果が出ないことに焦って、

自分には向いてないと諦めてしまうのは早いのだと思います。

 

 

諦める癖が付いてしまうと

なかなか継続出来なくなってしまうものです。

 

結果が出ないと、

すぐに成果が見えないとつまらないですし、

やりがいが無いと思ってしまいますが、

諦めずに継続した先に結果が出るものなんだと思います。

 

私はやる前からありもしない不安を感じてしまったり、

中途半端に辞めてしまうことがこれまでの人生で多かったように思います。

 

私が「成し遂げられたことは何だろう?」

と考えてみても無いように感じてしまいます。

それは途中で諦めてしまっていたからなのかなと思えました。

 

 

くろねこ
くろねこ

自分のやりたいこと、

叶えたいことにきちんと向き合っていく姿勢を持ち続けたいなと思います。

結果より”やり切った!”という事実が自分に自信を与えてくれるような気がしますね☺︎

 

頑張る姿からもらえるエネルギー

タクシー運転手から修一へ

良い言葉はまだ続きます(笑)

 

こんな言葉があります。

誰かの努力、ひたむきな姿勢は、他の人に幸せをもたらす力があるということです。

世の中は誰かが頑張る姿からもらったエネルギーの集合体なんですよ。結果からもらったエネルギーの集合体じゃない。

※「運転者」より

 

誰かが頑張っている姿はとても励みになるし、

元気を貰えるものだし、

幸せな気持ちにさえさせてくれると思います。

 

 

くろねこ
くろねこ

それは頑張った結果というより、

頑張っている姿勢(過程)を客観的に見ることで刺激を受けて、

頑張れるエネルギーになる感覚ですよね。

 

一生懸命勉強したり仕事をしたり

スポーツをしたりする姿を見ると

「私も頑張ろう!!」と思えるものですよね。

 

周りで頑張っている人の姿を見て、

私が励まして貰っているのと同じように、

私自信が頑張っている姿が誰かの励みになっていたら良いなと思います。

そして、

”誰かの役に立っている”と実感出来たらより良いのかなと思いました。

考えさせられること

他にもたくさんタクシー運転手の

良い言葉があります。

 

ですが、

これ以上ネタバレになってはいけないので

言葉は引用しませんが

この本を読んで考えさせられることについてお話します。

本当のプラス思考とは

”プラス思考”という言葉は日常的に耳にする言葉ですが、

この本を読むと

私もプラス思考の解釈が変わるなと思いました。

 

根からのネガティブだと

”プラス思考でいこう”と言われても

そう簡単にはいかないし難しいものだと思います。

 

くろねこ
くろねこ

私は10〜20代前半の頃は

とてもネガティブだったので振り返ってみても

とても生き辛かったなと思います。

 

20代後半〜30代になりさまざまな経験をする中で次第に、

プラス思考でいられるようになったと感じていましたが、

この本に書かれているプラス思考の考え方が出来ていたら

もっと人生が楽になっていただろうなと思います。

 

本当のプラス思考とはどんな考えなのか

ぜひ本を読んで頂きたいです。

自分がどれだけ恵まれているかということ

この本を読むと

自分がどれだけ恵まれているか

ということについて改めて考えさせられます。

 

離婚してから私には”感謝が足りなかったこと”に

ようやく気付くことが出来ましたが

それでもまだ自分が”恵まれている”という考えは

出来ていなかったなと思います。

 

タクシー運転手の言葉を聞いていると、

”ご飯を食べる”という

毎日当たり前にしていること一つ考えてみても

感謝の気持ちが持てたり、

恵まれていると実感できるなと思います。

 

当たり前に出来ていることへ

目を向けることは普段ないなと思うので

考えるきっかけを頂けて、

そして、

”恵まれているんだな”と

この本を読んで改めて感じることが出来ました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

喜多川泰さんの「運転者」の作品の

魅力をお伝えすることが出来たのではないでしょうか。

 

この本を読んでから

上機嫌でいることの大切さ”について考えさせられて、

早速意識していますが、

私が上機嫌でいることで周りも楽しく嬉しそうだなと実感します。

 

くろねこ
くろねこ

上機嫌でいると

「何だか良いことが起こりそう」と思えるような感覚で

運が転じてくるような気がします☺︎

 

「不機嫌になっていることが多かったかも?」と

心当たりのある方は

とにかく読んで頂きたい1冊です。

Kindle Unlimited 対象になっているので

月額登録されている方は検索してみて下さい☺︎

 

Kindle Unlimited は初月無料で

お試しもできるので、利用がまだの方はぜひ

無料で読んでみて下さい。

Kindle Unlimited 

 

喜多川泰さんの作品は他にも

おすすめがたくさんあり、こちらの記事でご紹介しています。

 

 

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