共働き夫婦の住宅ローン事情。連帯債務にした理由と注意点とは?

マイホーム

こんにちは、くろねこです。

マイホームに引越しして8ヶ月になります。

とっても快適だな〜と日々実感しています☺︎

賃貸の時は、騒音が結構気になっていました。

うちは2階建ての2階に住んでいましたが、

隣の住人の音、1階の赤ちゃんや子供の声が聞こえてくることが日常茶飯事。

聞こえてくるということは、

うちの音も外に漏れているということで

騒音はちょっとしたストレスでした。

ニュースでも騒音トラブルを見聞きすることもあり

事件に発展することもあったので

たかが騒音とは言えないなと思ってました。

でもマイホームになり隣近所の騒音、雨風の音でさえ

ほとんど聞こえなくて、とってもストレスフリーになりました。

最近のお家は気密性が高いことも実感しています。

本日は、そんな快適生活を実現してくれた我が家のマイホームの

住宅ローンについてお話したいと思います。

2017年の秋に審査したのでもう結構忘れかけてるのですが(笑)

思い出して書いていきます.

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審査内容と流れ

住宅ローンの借入を行う際には審査が必要になることは

ご存知かと思います。

仮審査が受けて本審査という流れになります。

仮審査

仮審査では借入可能かということと、

借入可能な金額が結果としてかえってきます。

仮審査の申込書に記入した内容は以下の通りです。

我が家の場合の申込人は旦那さんです。

【申込人について】

・名前 ・住所・生年月日・年齢・電話番号

・配偶者の有無 ・性別

・現在の住まい(賃貸.社宅.持家など)

・家賃 ・入居年月日

・自宅以外の不動産の有無

・借入状況(件数、残高)

【職業について】

・勤先所在地 ・勤先名 ・具体的事業内容 ・電話番号

・所属部署 ・職種 ・仕事の内容 ・雇用形態

・給料日 ・給与形態(固定給or歩合給orその他)

・入社年月日 ・前年税込収入 ・前々年税込収入

・国家資格の有無、資格名 ・保険種類

・借入希望金額 ・借入期間

・債務形態(単独債務or連帯債務)

・保証料の支払い方法(分割払いor一括払い)

 

ここまでは旦那さんが記入しました。

以下はハウスメーカーさん記入の内容です。

【資金計画】

・資金使途(住宅新築、土地購入など)

・資金計画(ここに自己資金の金額記入)

・入居予定者(本人、配偶者、子供など)

・取得物件(物件所在地、分譲地名、住宅業者名など、土地と建物のことも詳細記入)

 

そして、我が家は連帯債務なので

私も別途申込書に以下の内容を記入しました。

【申込人について】

・名前 ・住所・生年月日・年齢・電話番号

・配偶者の有無 ・性別 ・申込人と同居or別居

・借入申込人との続柄 ・現在の住まい

・入居開始年月 ・自宅以外の不動産の有無

【職業について】

・勤先所在地 ・勤先名 ・具体的事業内容 ・電話番号

・所属部署 ・職種 ・仕事の内容 ・雇用形態

・給料日 ・給与形態(固定給or歩合給orその他)

・入社年月日 ・前年税込収入 ・前々年税込収入

・国家資格の有無、資格名 ・保険種類

 

仮審査の申込書はハウスメーカーで記入して

ハウスメーカーの方から銀行へ提出でした。

仮審査のときは所得証明書は要らないようでしたが、

源泉徴収票はあるかと聞かれたのですが

私は会社に申請しないとないため

所得証明書を発行して一応持って行ったら預かると言われました。

※結局戻ってきてません。

所得証明書を発行するにも1通300円かかるので、

本来いらないなら少し損した気分でした。

ちなみに我が家は2回、同じ銀行に仮審査していますが、

1回目は借入希望金額は多めに記入しました。

それでも通ったのでビックでした。

2回目は土地契約も済んでいたため、

大体の総額が見えていたので、それより少し多い金額で記入しました。

結果としては、

自己資金の金額を1回目より下げて記入して通りましたが

自己資金の金額を下げるなら条件付きで金利0.1%上乗せと言われました。

0.1%でも上乗せは避けたかったため、

1回目に書いた自己資金額と同じにするので0.1%の上乗せなしでお願いしたいと

銀行側に確認したところOKの返事を頂き無事に通りました。

我が家の場合、仮審査にかかった期間は

1回目も2回目も1週間ほどでした。

この1週間がドキドキ、ハラハラ。。

とても長く感じました。

本審査

仮審査が通ったら、いよいよ本審査です。

仮審査はハウスメーカーの展示場で申込書を記入するだけでしたが、

本審査の申込は銀行の住宅ローン窓口で行いました。

銀行担当者と私たち夫婦、ハウスメーカー営業さんと4人で

銀行窓口の仕切りがある席でした。

【行なったこと】

・本審査の申し込み用紙記入

・その他の書類署名、捺印

・支払いシミュレーション

・団体信用生命保険の説明

・カードローンの契約

・銀行のカード発行申し込み

この順番に行ったわけではないですが、所要時間は2時間ほどでした。

特に質問はされることはなく、

不明な点をこちらからいくつか質問したのと、

分からないことに関しては

ハウスメーカーの営業さんがフォローしてくれました。

我が家が審査した銀行は申し込みするのに基準があり

その基準を満たさないといけないとのことでした。

【申込基準】

1.住宅ローン返済用の口座が給与振込または公共料金支払い口座である

2.銀行の自社クレジットカード発行(キャッシュカードと一体化が可能)

3.カードローン枠の設定

返済口座は旦那さんがもともと給与口座にしていた口座を指定したので1番目クリア、

2.3番目は申し込みしました。

 

【必要なもの】

・実印 ・印鑑証明書 ・住民票(同居家族員)

・所得証明書 ・免許証 ・保険証

・返済用の通帳、お届け印

・自己資金確認書類(通帳、証書等)

・領収書(手付金等支払済分)

 

ちなみに我が家は連帯債務のため、

印鑑証明書と所得証明書は夫婦それぞれ2人分が必要でした。

印鑑証明書や住民票は役所に行って発行しましたが、

発行にもお金がかかるので2人分用意するのに2,100円かかりました。

自己資金確認書類というのは、

仮審査のときに記入した自己資金(頭金)が

本当にあることを証明するために

残高の分かる通帳が必要と言われました。

少ない貯金なのでこんなもので大丈夫なのか、

記入した金額にほぼほぼ近い金額しか

残っていない貯金で不安でしかなかったですが、

その通帳のコピーを提出しました。

我が家の状況

審査を受ける時、通ったとき、現在もですが我が家は

・車のローン(旦那さん名義)

・時計のローン(旦那さん名義、独身時代に無金利のローンで購入)

・奨学金(私名義)

とローンが多め。

ちなみに携帯の端末代も割賦にしていましたので

それもローンということになります。

そんな我が家ですが、これでも審査に通りました。

2人ともブラックな返済履歴などはなく、

仕事も正社員で、地方住まいにしては会社の規模は大きめ、

勤務年数も関係したのかなと勝手に思いました。

※実際にどうなのかは分かりません。

 

 

借入状況

金融機関

我が家が借入している金融機関は地方銀行です。

普段から利用している銀行で、

旦那さんも私もこの銀行の口座を以前から持っています。

この銀行に決めたのは私たちの意見ではなく

ハウスメーカーの担当営業さんが決めたような形です。

きっとハウスメーカーによって提携先のような形だったり、

審査に通りやすかったりがあるのかなと思います。

ちなみに我が家は仮審査も含めて審査は、

この銀行しか受けませんでした。

通らなかったら他も受けていたと思いますが、

仮審査が通ったので受けませんでした。

期間と金利

住宅ローンの借入期間は35年、金利は固定金利にしました。

うちは変動金利にするつもりは一切なかったので固定金利の一択でした。

変動金利だと総額いくらになるか分からないので、

上がるか下がるか気にしながら生活するのも嫌ですし、

返済総額が分かる固定金利が自分には向いていると思いました。

ただ固定といっても35年固定ではなくて、

最初の10年とそれ以降11年目〜35年目までで

金利が異なるタイプのものです。

保証料が分割払いor一括払いで選べましたが分割払いにしました。

ただ分割払いにすると年0.2%の金利上乗せに。

金利の数値としては

当初1〜10年目0.76%→0.96%、

11年目以降1.10%→1.30% になりました。

ちなみに団体信用生命保険は銀行負担で

もともと付いてたので金利の上乗せはなかったです。

連帯債務とその注意点とは?

先程も書きましたがら我が家は夫婦2人の連帯債務です。

旦那さんだけでなく、私も債務者です。

気を付けて頂きたいのが、

連帯債務だと建物と土地の持分が夫婦それぞれにあり、

本審査の申込時点で用紙に建物と土地の持分を記入しないといけません。

当日記入しているときに「どうしますか?」と言われて

急に言われてもよく分からないので

言われるがまま1/2ずつと書きました!が、

結果的に後から訂正お願いしました。

なぜ訂正したかというと、

その持分によって団体信用生命保険でカバーできる割合も決まってしまうため、

私の方が旦那さんより収入低いのに1/2は厳しいのと、

出資した割合=持分ではない場合は贈与とみなされる

=贈与税が発生するかもしれないからです。

そして、この持分で住まい給付金の金額や、

住宅ローン控除の割合も決まるようなので重要なポイントです。

連帯債務にされる場合の持分は、

収入の割合などから決めることになるかと思いますが、

ハウスメーカーさんに相談するなど事前に確認、

相談しておくことをお勧めします!!

単独債務の団体信用生命保険では、

債務者がガンなどの病気や亡くなったなどの場合は

住宅ローン残高の支払いの義務がなくなり、

残された家族が払う必要はありません。

ですが、連帯債務の場合は旦那さんにもしものことがあっても

住宅ローンを全額払わなくて良いということにはなりません。

旦那さんにもしものことがあれば、

旦那さんの持分割合による残債は無かったことになり、

私に支払いの義務はありませんが、

私の自分の持分割合に対する残債の支払いは残ります。

 

くろねこ
くろねこ

例えば3000万円の不動産で、持分が

旦那さん3分の2、奥さん3分の1の場合だとすると

旦那さんが2,000万、奥さんが1,000万の支払い義務があります。

なので旦那さんにもしものことがあれば2,000万は無くなりますが、

1,000万 は払っていかないといけません。

 

持分の話は先程も書きましたが、

こういったときにも重要なポイントになりますので

十分に話し合って決めるのが良いかと思います。

我が家は土地と建物もそれぞれの収入にあった持分割合にして

どちらも同じ割合で共有財産として登記されています。

なぜ連帯債務にしたかというと、

どういった形であれ私もずっと働いていくつもりということを前提に

・住宅ローン控除の恩恵を受けたい

・私も働くのであれば、旦那さんだけの名義ではなく、私の名義も残したい

この2点が大きな理由です。

私の場合は2つ目の理由が大きいです。

連帯債務にすると旦那さん1人の名義より借入できる額は増えますが、

その分借りたら良いという安易な考え方は良くないです。

安易に連帯債務にするのは危険です!

ずっと働いていくと考えていても

女性は妊娠、出産となると働けない期間が出てきてしまいます。

その間の収入と支出などをしっかり考えて

35年間払っていけるのか考えて借入する金額を決めてください。

借入できる額を借りるのではなく、無理なく返せる額を借りましょう!

 

くろねこ
くろねこ

ハウスメーカーの方や銀行側は多く借りてもらうように

勧めてくるものです。ですが、実際に払うのは自分たちです。

金額も大きく期間も長いローンになりますのでしっかりと夫婦で話し合って決めましょう!

 

 

連帯債務したので10年間は住宅ローン控除の恩恵を受けつつ、

金利交渉、借り換えについても今後検討していくつもりです。

35年後では定年を過ぎているので、繰上げ返済についても

考えていかないといけません。

それについてはまたお話しできたらと思います。

長くなりましたが、

我が家の住宅ローン事情は以上です。

どなたかの参考になれば、嬉しいです。

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