こんにちは、くろねこです。
今回は再就職手当を貰った方で
再就職先の給料が前職の給料より
下がってしまった方へ
最後まで読んで頂きたいお話です。
前回の記事で再就職手当についてお話しましたが、
今回は就業促進定着手当というもので
前回の続きのお話になります。
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
私は正社員を退職しました。
2ヶ月の無職の期間を経て派遣社員へ転職。
その際に、再就職手当を貰いました。
それから半年後、今回お話しする就業促進定着手当を頂きました。
では早速、就業促進定着手当についてお話していきます。
実際に支給された金額も含めて、詳細をお話します。
就業促進定着手当の詳細
まずは簡単に制度そのもののお話をします。
就業促進定着手当とは?
再就職手当の支給を受けた方で、
再就職先に6か月以上雇用され、
再就職先での6か月間の賃金が離職前の賃金よりも低い場合に、
基本手当の支給残日数の40%(※1)を上限に
低下した賃金の6か月分の支給をするもの。
(※1)再就職手当の給付率が70%の場合は、30%
支給対象者
次の要件すべてを満たす方が対象になります。
- 再就職手当の支給を受けている
- 再就職手当の支給を受けた再就職の日から同じ事業主に6か月以上、雇用保険の被保険者として雇用されている
- 所定の算出方法による再就職後6か月間の賃金の1日分の額が、離職前の賃金日額を下回る
支給額の計算
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ハローワークから頂いた資料より
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
正直、金額の計算は分かりにくかったです。
ハローワークで対象になるか確認、計算して貰うと良いと思います!
再就職後6か月間の賃金1日分の額の算出方法は次の通りです。
![](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2020/02/img_4004-1024x576.jpg)
ハローワークから頂いた資料より
申請期間と手続き
申請期間
再就職した日から6か月経過した翌日から2か月間
申請先
再就職手当の支給申請を行なったハローワーク
申請書類
- 就業促進定着手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 就職日から6か月間の出勤簿の写し
- 就職日から6か月間の給与明細または賃金台帳の写し
提出方法
- 本人が持参
- 代理人が持参
- 郵送(郵送事故防止のため、簡易書留を利用)
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
私はハローワークへ持参しました。
その際に『このくらい支給されると思いますよ』という金額と
振込時期を教えてくれました。
私の場合
では、実際の私のお話をしていきます。
まず皆様が気になる金額は、77,375円でした。
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
ちなみに再就職手当は315,441円でしたので、
合計では392,816円と40万円弱を頂くことが出来ました。
とっても有難い金額でした。
ちなみに申請から支給されるまでは
2週間もかかりませんでした。
思っていたよりも早く支給していただけました。
私は転職して働き方を変えました。
離職前は正社員フルタイム
離職後は派遣社員フルタイム です。
雇用形態は変わりましたが、
フルタイムで働いていて派遣社員になってからも
雇用保険には加入しています。
再就職手当の支給要件の一つに
1年以上継続して雇用というものがあり、
この就業促進定着手当では6か月間の要件があります。
1年以上働くことが明確でないと
この2つの手当をもらう事は出来ません。
転職は初めてのことで
再就職手当は欲しくて貰ったけど1年間無事に働けるかな…
という不安もありましたが、
6か月が経過して就業促進定着手当を頂いて
もうすぐ1年が経とうとしています。
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
手当を頂けたことは1年間頑張ろう!
という原動力にもなったかなと思います。
まとめ
就職先を決めてから離職し再就職すると手当は貰えませんし、
再就職先を決めずに離職しても
まずハローワークで失業認定を行わなければ
手当をもらうことはできません。
![くろねこ](https://kuroneko88.com/wp-content/uploads/2019/02/img_9648.jpg)
転職した経験のある方でも知らない方は結構います。
これを知っているかどうかは大きな差ですよね!
再就職先を決めて離職できる方が、
給料を途切れることなく貰えますし、
年金や健康保険の手続きの手間は無くなるので良いと思います。
でも離職前に焦って次の就職先を決めようと
働きたくないところで正社員になるなら
再就職先を決めずに離職して
少し落ち着いて再就職先を決めて
手当も貰えるのもありかなと思います。
私は転職するにあたって職種を変えたいと思い、
でも初めての職種で
いきなり正社員になる自信もなかったので
派遣社員を選んだというのもあります。
雇用形態によって手当が限られてしまうことはないので
ご自分が支給の対象になるか必ず確認してみて下さいね。
知らなかったら貰えないし、
申請しないと貰えない手当になるので
転職を検討されている方には知っておいて欲しいなと思いました。
追記
派遣社員として3年ほど働きましたが、
退職しました!!
その際には再就職手当ではなく、
失業手当の支給を受けましたので
その話をこちらの記事にまとめています。
今回の退職後は5ヶ月間、無職だったので
クラウドワークス でお金を稼ぎました。
その詳細についてはこちらにまとめています。
どなたかのお役に立てれば嬉しいです。
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